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紅葉を求めて 

祖母傾縦走』   「松浦 小山田 岩切」  「齊藤 徳留」

11月3日
8:30 上畑登山口 ~ 前障子 11:15 ~ 12:50 大障子 昼食13:20 ~ 14:45 池の原 ~ 15:10 宮原 ~ 16:00 祖母九合目小屋

 祖母から傾。テント持って縦走。
意外だが齊藤さんは今回が初めてのテント泊での縦走らしい。
今回2班に分かれて登山開始。松浦隊長パーティーは尾平から先回りしてテント設営。齊藤パーティーは上畑からチョッとだけ長いコースを歩く。スタートは違うが祖母のテン場で合流となる予定。

 縦走初日。健男神社からの登山口が判らず民家の裏山に出る。地元のおばちゃんに、
「今日は何人か先にいっとるでぇ足跡をよく見ながら行きねぇ」みたいな大分のイントネーションで優しく心配されながらのスタート。
 登山道に入るといきなりの急登で悲鳴を上げる。夏やった、アルプス3大急登、合戦尾根など比較にならない・・・たぶん。なぜなら、ここには休憩用のベンチも無ければ気を紛らわしてくれる眺望など何も無い。2人で喘ぎ喘ぎひたすら尾根を目指す。 
 
 尾根に出てしばらくすると前障子に着くが、休憩もせず障子尾根に出てこんどは大障子を目指す。障子尾根では紅葉をデジカメで撮影するなど、楽しむ余裕も出てくる。
が、突然餌切れして少々バテる齊藤。
「飯にする?」と聞く。「もう少し」
何処からか聞こえてくる昼のサイレンに空腹を刺激される。
「ここで、飯にする?」「大障子はもう少しですよね?」
と、昼食も摂らずがんばる根性の人である。
大障子に着いてようやく昼食。
休憩もそこそこに、先発隊の待ってくれているはずの九合目へ向けて出発。

 大障子で他の登山者に「ここまでくればこの先は簡単」みたいな事を言われる。実際、ほとんど標高差の無い稜線歩きで池の原。
ここから眺めると祖母、古祖母、傾とこれからのルートがすぐそこにみえる。
しかも、もう高度差があまり無いので距離だけなのかな?という印象で明日からのやる気も出る。
 池の原から祖母の小屋まではもうすぐそこ。宮原を過ぎると祖母は本当に近くなる。
 
 やっと着いたテン場にダンロップの赤いフライ。小山田さんに超感謝!!実は今回の山行の打ち合わせの席で「テントを張って待ってるね」と口を滑らせてくれたのが彼女である。
ソッコーで甘えました。
「やっと白ご飯が着いた!」と、テントの代わりに担ぎ上げた食糧を熱烈歓迎される。
この日テン場は満員状態。水場にも人の列。しかし、その水はチョロチョロ、とクモの糸みたいである。水は夜にすればいいか?と諦めテントに帰る。
「水は貴重だからね大切に使うように」
「そんなもの担がないで水にすればよかったのに」
カレーのパックを温めた残り湯も「再利用するよ」
と水の管理を任されたO水係長の的確な指示の下、夕食の準備。
 私は「昼食の残り物」で、と言われるが、豪華な食事で焼酎のお湯割りをいただく。
山のテントで呑む焼酎はいつも格別である。
 
 中秋の名月に勝るとも劣らない素晴らしい十三夜の月明かりの下、静かに就寝。
祖母のテン場は秋らしく冷え込んだ。


11月4日
 
6:15 テン場 ~ 6:30 祖母山頂 ~ 7:45 天狗岩 ~ 8:20 障子岳 ~ 9:30  古祖母 ~ 尾平越 ~ 11:25 丸山 ~  13:30 本谷山 ~ 1,606ピーク ~ 14:40 笠松山 ~ 15:40 九折越

 2日目。昨夜はあまりにも早く寝た。夜中に目を覚ますとそれからなかなか眠る事が出来ず寝返りを繰り返す。ようやく眠るともう朝。
 撤収後、夜露に濡れたスズタケに囲まれる登山道を出発。
山頂へはすぐ。ここで雲海から昇ってくるご来光を待つ。あいにく、雲海の上にも雲がかかって切れ間切れ間でしかご来光は見えない。はっきり見えたのは日の出から数分たってからの太陽だった。それでも滅多に日の出など見ないので記念写真。
 
 祖母から天狗へ向かう。山頂からの下りに少し悪い岩場があるので慎重に。
天狗に着く頃は、夜露に濡れたパンツに風が直接当たり体は冷え切ってしまった。障子、古祖母へと標高差があまり無いやさしい縦走路を歩く。 
四方のやまなみと秋らしい高い青空がとても印象的である。
 古祖母を出発してからは、ずっと下って行く。縦走中の下りは登りがその次必ず来るから短いほうがいいと毎回思う。今日の下りはこれでもか?と、いう位長い。下り疲れて休憩。ご本人曰く「前日から山モードに入るために準備する」岩切さんの手作りのパウンドケーキを頂く。疲れた体にいつも美味しい。
ようやく下り終えるとお待ちかねの登り道。それまで休んでいた筋肉を総動員。少し行くと立派なブナのある広場に出る。ここで早い昼食。
後続の登山者がここから水場まで降りてみるものの「5分くらい掛けてもペットボトル半分にもならない」と嘆いていた。ここでも水は少ない。
 
 本谷山までスズタケがあると聞いていたが、すっかり整備されていた。残っているスズタケも、もう薄い。今では藪は貴重品?である。
本谷山から笠松の途中1,606のピークを踏む。笠松はトラバースしようかと思ったが「前回登ったときイヌの骨がきれいに残っていた」との岩切証言。
早速荷物をデポして登ってみる。当たり前だが、空身になると身軽である。
山頂まですいすい登ると5分もかからない。
 今朝出発した祖母山頂が遠く彼方に観える。そこから続く稜線を振り返り「人間、1歩1歩の積み重ねで結構な事が出来てしまうね」と誰かが哲学的な総括。
期待していたイヌの白骨には会えずとも貴重な人生訓を体得し下山。
 
 ここまで来れば九折越まではあと少し。一気にテン場と思ったが意外に遠かった。途中、昭和40年代の大学生の遭難碑があった。

 ようやく九折越小屋を見つけると一安心したのか
「水はいいからテントを張ろう」
水管理部長は、少々お疲れの様。職務放棄しさらに越権でテント設営の指示。
「どうせ必要なのだから明るいうちに調達」
隊長の指示で、水管理係長だけを残し水場へ。ここはたっぷりの水を供給してくれている。顔まで洗わせてもらいスッキリ。明日の分までしっかり汲んで帰ると何故か係長独りでテント設営。お疲れ様でした。

 この夜は、見ているだけで疲れが取れそうな柔らかな焚き火を囲んでゆっくり談笑。

 
11月5日

6:45 九折越 ~ 8:25 傾山頂 ~ 11:40 ~ 三ツ尾 ~ 13:05 駐車場

 3日目。少し遅いスタート。登りは傾までで終了。山頂で四方の展望を楽しむ。東は足下に雲海も美しい。南に加納坊主がチョコッと見える。西に祖母と縦走してきた稜線。北は今から歩く三ツ坊主。天気に恵まれ朝からこんなに素晴らしい景色を楽しめる縦走もいよいよ終盤である。
 
 三ツ坊主コースは「確かこのへんから左に折れます」齊藤さんの記憶を頼りに左折。しばらく歩くと道など無い。ただの展望所だったらしく、引き返し尾根を下っていくと「三ツ坊主コースは危険」みたいな立派な看板。ここで左折すると、本当に慎重に降りないと危ない高さの岩場。
台風などの影響か、所々崩壊もしている。
結局どれが三ツ坊主なのか地図も広げずただ歩く。
 
 三ツ尾で昼食後、とうとう下山となる。変化の無い道をひたすら降りる。
林道に出て、沢を渡渉。しばらく下って振り返るとたった今渡渉した沢は
祇園滝となって落ちている。結構な落差にみんなで感嘆。
 林道に出て5分ほどで九折駐車場。
トイレから出てきた小山田さん。山頂で出会ったパーティーに早速「上畑まで同乗させてくださいませんか?」と声を掛ける。「運転手さん1人ならOK」と了解され、私が乗り込ませてもらう。
男女の混成は我々と同じ、1:4
大阪の労山に加盟する山岳会との事。年に数回九州に遠征するとの事だった。
駐車場まで1時間の歩きを覚悟していたので大幅な短縮。
丁寧にお礼を言ってお別れ。
尾平の駐車場で小山田さんの車に乗り分けて帰路につく

 祖母~傾の縦走はメンバーに恵まれ、気候も良く素晴らしい山行だった。 来年も又この時期にはどこか計画したいと思う。そのときは又、皆さん付き合ってください。







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[ 2006/11/06 18:14 ] 登山 | TB(0) | CM(0)

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